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英語学習法

イントロダクション



外国語をマスターするということは、大変なエネルギーを必要とします。学習時間の質と量こそが最も重要な要素になるわけですが、プロリンガのレッスンを週1回とか2回受講しても、当然自己学習が必要です。クラスの予習復習に加え、宿題もしっかりやって下さい。学習効果を感じるためには、少なくとも週に2時間から6時間の学習時間が必要です。

そして、何よりも継続することです。英語を学習するのは、伸びていく髪の毛を鏡で見るようなものです。毎日鏡を見ていてもその変化に気付きませんが、3ヶ月後には大きな違いを見ることができます。英語の学習の場合は一生懸命努力すればする程、その違いはいっそう大きなものになります。

学習のコツ



1.学習時間を配分する



週に1日、7時間通して勉強するより、1日1時間、毎日勉強する方がはるかに良いという説があります。学習時間を短時間に区切って回数を多くする方が、学習成果が一層上がるでしょう。集中力が高まるため、身につくのが早く、覚えも良くなるというわけです。

また短時間の勉強なら、自分の時間を有効的に使うこともできます。例えば電車に乗っている間に、新しいイディオムを3つ覚えるとか、センテンスを過去形から現在形に変える練習をすることができるのです。ノートも鉛筆もいりません。心の中で英語を話すだけでいいのです。覚えたい言葉をリストにしてポケットの中に入れておいて、少しでも時間が空いた時に勉強してください。このように電車に乗っている間、並んで待っている間、道を歩いている間などを利用する習慣がつけば、上達のあまりの速さに必ず驚かれることでしょう。

2.大きな声で勉強する



新しい単語やセンテンスを覚える時は、大きく声に出して言ってみてください。大きな声で数回繰り返す方が(20〜30回復唱する人もいます)、声を出さずに勉強するのに比べて、二倍以上覚えが良いという調査結果が出ているのです。とても大切なことですから常々心がけてください。

3.記憶術を使う



記憶術は新しい単語を覚えるのには最も有効な方法です。書いて覚えるかわりに新しい単語とすでによく知っていることを関連させて覚えていくという方法です。例えば、もしあなたがalligatorという単語を覚えるとき発音が似ているという点で日本語の『ありがとう』という言葉と関連させるかもしれないでしょう。この関連性をより深めるためにあなたはalligatorに蛙を食べさせ,そのときalligatorが『ありがとう』というのを想像するかもしれません。できるかぎりこの関連性を想像的でちょっと普通と違ったものにすることで、もっと記憶しやすいものになるでしょう。ちょっと練習するだけであなたは風変わりな物語を作れるようになりまたこの関連性は新しい単語を覚えるのに役立つでしょう。こうして覚えた単語を5回、10回と使っていくうちにこの単語を覚えるために創作した物語はどこかに消えてしまうでしょう。こうなってくると、あなたの記憶は確実なものとなっていなすので、もうこの関連性は必要ないでしょう。あまたの記憶力を訓練するための効果な コ-スではこのテクニックのバリエーションが使われています。このテクニックに習熟した人は何百もの単語をわずか数時間で覚えてしまいます。驚くでしょうが本当のことです。

学習法



一人で勉強する際に役立ちそうな方法を以下にあげました。興味を引くものが幾つかあると思いますのでそれらを選んで、自分自身の学習スケジュールを組んでみてください。

1.英語読本



Guided Readersは、語彙の数が限定されている本です。初級者用の本は、語彙の数が300語前後。中級者は、1000語、1500語、2000語、2500語等の本を選ぶと良いでしょう。それらの本はオックスフォード、ハイネマン、ペンギン等から出版されています。紀ノ国屋や丸善などで購入できます。

2.インターネット



あなたの英語の学習に役立つ多くのwebsiteがあります。何種類かは英語の毎日の学習、辞書、ゲーム、イディオム、ペンパル、発音、オンラインテキスト、リーディング、テスト、TOEICのトレーニング、語彙、ライティング、文法その他の項目がふくまれています。下記の二つのwebsiteは何千もの役立つ情報を持っているという点で、最も有名で最良のものでしょう

http://iteslj.org/links/

http://www.ohiou.edu/esl/english/index.html

http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/

http://english.bird.to/

3.セルフトーク



セルフトークはスピーキングを上達させる良い方法の一つです。どんなことでも、その時思いついたことを、大きな声で英語でひとり言ってみるのです。家の中の物を描写したり、自分がその時していることを説明してみるのも良いでしょう。毎朝食事の時に、セルフトークを日課にしている人達もいます。例えば「この納豆は本当においしい。健康にいいから、納豆は毎朝食べたいな。香りもたまらない!来週の為にもっと買っておこう。」などと英語で言ってみるのです。間違えや、発音など気にしないでください。講師に訂正されるという緊張なしに練習するのが良いのですから。

4.ポッドキャスト



ポッドキャストは、インターネットからダウンロードしてMP3プレーヤーやiPodで再生できる、オーディオファイルです。英語学習、特にリスニング力強化に役立ちます。以下はURLの例です。

http://iteslj.org/links/ESL/Listening/Podcasts/

http://a4esl.org/podcasts/

5.英字新聞・雑誌の定期購読



紀伊国屋や丸善では何百もの英文雑誌が売られています。これらの雑誌は通常書店で購入すると高価ですが、定期購読するとずっと安くなります。その種類は様々で、鉄道模型からヨット競技、音楽から経済に至るまで、あらゆる関心事や趣味に答えてくれます。自分が本当に興味のある事柄ならよく理解できますから、自分でも気付かないうちに文の構造や語彙がすらすらとわかるようになるでしょう。

6.NHK英会話とイングリッシュ・ジャーナル



これらの教材CDは月刊で発売されています。電車の中などでリスニングの練習をしてください。

7.レッスンの録音



自分のレッスンのテープは復習に役立ちます。

8.単語ノート



読書中に辞書を引いた新しい単語は、ノートを別に作って書き留めておきましょう。

9.DVD、ビデオ



映画のビデオを見るのは楽しい学習方法です。字幕をあまり頻繁に見ないようにしてみましょう。(昔の白黒の映画は、明瞭で非常にわかりやすい英語が使われています。)

10.フラッシュカード



単語やイディオムのフラッシュカードを作って、いつも持ち歩き、時間の空いた時に勉強しましょう。

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